
RIZINでは、試合当日ではなく前日に公式計量が行われます。
これには、競技性・安全性・興行面の3つの明確な理由があります。
① 選手の安全確保のため(最重要)
最大の理由は急激な減量による事故を防ぐためです。
- 試合当日計量だと
→ 体重を落とすために極端な脱水・絶食をする - そのまま短時間で試合
→ 脱水・意識障害・脳へのダメージのリスクが高まる
前日計量にすることで、
- 計量後に水分・栄養を補給する時間
- 身体を回復させる猶予(20〜30時間)
が確保でき、選手の健康と命を守ることにつながります。
👉 これは世界的にも主流で、
UFC・ONE・Bellatorなども前日計量です。
② フェアなコンディションで試合をさせるため
当日計量の場合、
- 減量が苦手な選手 → 不利
- 無理な減量が得意な選手 → 有利
という「減量スキルの差」が勝敗に影響します。
前日計量なら、
- 計量後に回復できる前提
- 純粋な実力勝負に近づく
RIZINは「競技性」を重視しているため、
減量の上手さではなく、試合内容で評価したいという思想があります。
③ 興行・演出面のメリットが大きい
RIZINでは計量そのものがイベントの一部です。
前日計量には以下のメリットがあります。
- フェイスオフ(睨み合い)で注目度UP
- SNS・YouTubeで拡散しやすい
- メディア取材・ファン参加型イベントが可能
試合当日は試合に集中し、
前日は「盛り上げる日」と役割を分けているイメージです。
④ 計量オーバー時の対応がしやすい
前日計量なら、
- 体重超過があっても
- 再計量
- キャッチウェイト
- 罰金
- 試合条件変更
など、冷静な判断と調整ができます。
当日計量だと、
- 試合中止 or 強行
という極端な選択になりがちですが、
前日なら興行全体への影響を最小限に抑えられます。
まとめ
RIZINが計量を前日に行う最大の理由は、選手の安全確保と競技性の向上である。
急激な減量によるリスクを減らし、計量後に回復する時間を設けることで、よりフェアで高品質な試合を実現している。
また、計量自体をイベント化することで、興行としての魅力も高めています。選手たちの安全のために前日にしているという点はとても納得ですよね。
昔のボクシングでは、当日に行っていたということなので、考えるとゾッとします。
怪我はつきもののスポーツですが、選手たちには可能な限り安全な環境で頑張ってほしいですね。それでは。